福岡・朝倉の甘木温泉ホテル・甘木館で行われている「劇団梓」の梓しげき座長の舞台を見に行った。
大衆劇団の中で躍らせたら彼の右にでる人がいないという。
福岡FBSの「めんたいワイド」で、彼の女形を紹介することにした。
3年8ヶ月ぶりに甘木館に戻ってきたと言う「劇団梓」。
全角を回る旅芸人にとって同じ場所での2ヶ月公演は、力が入る。
座長の父で太夫元(興行師)を務める梅若桂之介ささんに手伝ってもらって俺も女形に挑戦だ。
一度だって女装したことは無いが、マツコデラックスさんやミッツマングローブさんのように女装家が生まれる昨今、その原点は大衆演劇の女形だ。
白粉をぺたぺた塗っていただく。
太夫元と奥さんとの共同作業だ。
「顔の皺に白粉が入り込んでしまったら取れないだろうか」なんて考えていたら、約20分で完成した。
着物も着せていただき、クビにも手先にも白粉。
「いいですよ」なんていわれて、鏡を見たら「チクショー」だったね。
まるで、お笑芸人の小梅太夫だ。
「石川さんのほうがいいですよ」と、慰めてくれた人もいたが、ひとまず、座長と記念写真。
25歳の若き座長・梓しげきさんはほんとに綺麗だった。
翌日、番組で座長の踊りと女形ふたりのツーショットを視聴者に見ていただいたが、見せられる代物じゃなかった。
アナウンサーの古賀ゆきひとさん、伊藤舞さん、コメンテーターのコラムニストのトコさん、病院長の平田泰彦さんには笑っていただいたが、タレントの児玉育則さんには「放送コードギリギリですね」と。
韓国のリポーター・パクさんには「綺麗ですね」と言われたが、綺麗だったのは座長のほう。
「舞台に出てみませんか。きてくださいよ。待ってますから」と、太夫元に誘われたが、心は少し動いている。
茶店にいそうなおばあさんみたいだったもの。
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