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暮れの中山競馬場に、行くことにした
暮れの中山競馬場に行くことにした。
「有馬記念」だ。
家を出るときから勝てるような気がしなかったから行かなきゃいいのに、と思いながら競馬場に向かった。
記憶にはないが、今年2度目の中山。
夢中になっている頃は、中山開催は、愁に一度は通っていたこともあった。
「週刊実話」「内外タイムス」と言う週刊誌、新聞で競馬の予想をしていた時代だ。
特に年末の有馬には、競馬以外の思い出が多い。
競馬場近くの鴨鍋屋で、仲間と打ち合わせをしていたら、後ろの席にオレの悪口を言う団体がいた。
「なんで石川っていう芸能レポーターに予想をさせてるの。素人じゃないの」と、散々。
そこに有名な競馬記者、塩崎利雄さんが入ってきた。
挨拶をした 彼が、オレの後ろの席に加わった。
まだオレの話が続いていた。
彼が、静止する様子が背中越しに分かった。
いつまでも終わらなかったから、ついに立ち上がって「オレのこと?」って言葉をかけた。
上座にいた一人の男性が立ち上がってきた。
なんと内外タイムスの社長だった。
「すいません」と、名刺を差し出されたが、支払い調書だけが来て、その横に「支払いが遅れれてます」と、書いてあった。
オレに頼んどいて悪口はないだろう。
そのカモ鍋うどん屋では、他のエピソードもあった。
飲んで楽しんだ帰り、玄関で脱いで棚に置いた靴がない。
誰かに履いて帰られてしまった。オレの靴は新しいものだった。
残されたズタズタの靴。
店はお客さんが履き忘れて帰った別の靴を出してきたが、そんなんじゃ帰れない。
で、一番綺麗に見えた便所のサンダルで帰ったこともあったな。
カモ鍋うどん屋は、いま、マンションに変わっている。
で、この日の馬券は、ズタズタ。
煙草は簡単にやめられたのに、競馬はやめられない。
ホントにやめたい
2010/12/28(火)
11:04
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