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調布の飛行場を後にしたオレは、朝月さんの荻窪の自宅に向かった。カラオケ教室の生徒さんが二人来ていた。ご両親も。

担当医が、看護師さんを連れて駆けつけてきた。死亡診断書の作成と、朝やんの身体をきれいにしてくれた。次々に入るマスコミからの問い合わせ。通夜・葬儀告別式の日取りを決めないといけない。葬儀社を呼んで、16日の通夜、17日の葬儀が決まった。歌手の谷本知美ちゃんのマネージャー・吉野さんも駆けつけてきてくれて、段取りが完成だ。友人の目黒区議会議員・須藤甚一郎さんも来た。

今にも倒れそうな千夏を囲み、ここ1年、本当に献身的だった千夏の労をねぎらい、家をでたのは午後10時近かったかも。
2009/09/23(水) 11:10 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
大分書いてなかった。13日に日曜日、脚本家の横沢丈二さんと、伊豆七島・新島に行く約束で家をでた。8月30日に台風11号のお陰で中止になってしまった夏休みの再トライだ。

しかし、この日も、波が高く新島に行けない。この日は二人だけで、翌日、調理師の稲田洋さんや奥さん・のりちゃん、ラジオディレクターの古田和広さんが行くことになっていた。

オレと横ちゃんは、調布の飛行場からセスナで新島に行くことにした。2席空いていた。荷物を預け、11時出発の時間を待っていたら、親友の奥さん・千夏さんから電話が入った。泣いている。

すぐに状況は分かった。作曲家・朝月廣臣さんが、亡くなったのだ。前日の夜、10時過ぎに、千夏のご両親から電話が入っていた。友人の結婚式に2次会に出席していたオレは、その場で食事が出来なかったので、カミさんと食事していた。電話に気づいたのは30分もたっていた。

「千夏が電話に出ない。誰か見に行ってくれる人いませんか?私たちは、新幹線に飛び乗っています」と言う内容だった。千夏のご両親は、オレの 携帯しか知らなかった。朝月さんの弟子の一人・野上弘二くんに連絡を入れた。朝月家から帰ってきたばかりだという。大至急向かってもらった。千夏が、ご主人の容態の変化で、過呼吸になってしまっていたのだ。

12時ごろに、ご両親も到着し、千夏の様子も落ち着いたようだった。「先生の様子が、大丈夫ですかね」と、野上くん。一大事だ。4年3ヶ月前に、朝月さんにすい臓がんが見つかったときから、考えていたことが現実になっている。車で家を飛び出した。もちろん翌日の新島は中止だ。

「千夏さんが、『石川さんが来ると、本人が、最後だと思ってしまうから、待ってください』と言っています」と、連絡が来た。それで、翌日、予定通り新島に行くことにしたのだ。それが中止に。横ちゃんは一人で、調布から新島に向かった。

余談だが、横ちゃんに言わせると、この飛行機が、むちゃくちゃに揺れたそうだ。
2009/09/23(水) 11:07 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)
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